牧師コラム

牧師コラム · 2025/01/19
 5日分のタミフルを服用後、症状は大体治り、酷かった頭痛からは解放されて、体力も、思考する力もついてきました。但し、それから今日まで37度前後の微熱が続いています。他の方々も病後はこうなのでしょうか。◻️「それからイエスはペテロの家に入り、彼の姑が熱を出して寝込んでいるのをご覧になった。イエスは彼女の手に触れられた。すると熱がひき、彼女は起きてイエスをもてなした。」マタイの福音書8章14,15節
牧師コラム · 2025/01/05
 2025年が明けました。本年も主イエスを仰ぎながら皆さんと礼拝を続けていきます。さて、礼拝とは祭壇の前に自らを捧げる行為ですね。神の子羊として自らを捧げたイエス様のように、常に最上のものを捧げましょう。主がこの世と私たちの間に入り、祈りを捧げたように、祈りましょう。主の御使いたちがメシア・イエスを称えたように、私たちも感謝と信仰のことばで称えましょう。
牧師コラム · 2024/12/29
 2024年の今年は元日に被災した西区のあちこちの工事現場の中を見て過ごしました。牧師館においても然り。そこだけに目をあててしまっては気を揉むだけでした。幸い、私たち家族は教会の内外で祈られて過ごす、という貴重な経験を頂きました。継続的なお祈りをありがとうございました。
牧師コラム · 2024/12/22
 巷では「クリスマス的」な行いが盛んに行われます。「クリスマス的」とはキリストを抜いた形での活動を指します。ショッピングも、パーティも、デートなどもクリスマス的にびったりであり、私自身も紅茶にシナモンを加え、クリスマスのオールディーズを聴きながら過ごすという定番の「ク〜的」なことをします。しかしキリストを抜いた活動はどれほど楽しくてもクリスマス(=キリスト礼拝)ではありません。ただ何かを消費するだけの活動になってしまいます。◻️神様からの贈り物を受け取るために、どこかで静まる時を持ちませんか。
牧師コラム · 2024/12/08
 今週の金曜日は新潟聖書学院でクリスマスのお話をします。出席される方々は全員、教会関係者となります。ですからクリスマスについては話さなくともいいかなと思いましたがが、脳の活性化のために、次のような質問を出しながら「クリスマス物語」を分かち合おうと思います。わかる方はおりますか。どうぞ金曜日まで黙っていてくださいね。
牧師コラム · 2024/12/01
  皆様、アバター(デジタルクローン、分身)と言う用語をご存知ですか。オリンピックが開催された今年は、ウクライナ国内では、オリンピック代表候補だった故人たちのアバターを広告として使い、本人たちの声で「その夢は叶えられない。私は死んだのだから」と戦死して、夢を絶たれた悲しみを訴えました。故人を立体的に再現し、対面させるという技術は、日本においては未来型葬儀事業の場で実用されつつあります。例えば、斎場に、亡くなった母の映像を写し、AIによって学習させた母の声と母の思考を模倣して、この映像(アバター)が「生前お世話になりました。あなたを忘れないからね」と述べるのです。−−−そもそもこの演出で遺族が救われるのか、は倫理上の問いです。
牧師コラム · 2024/11/24
おはようございます。今日はおとなの人たちとれいはいをささげます。おとなたちは「れいはいノート」をつけない、わたしたちだけするのはなぜ?っておもうでしょう。たぶん、つけていると思いますよ。こころやあたまの中にメモをとる人もいますから。みえるところだけではわかりませんよね。だんだんおとなになる皆さん、おとなたちはこどもごころをわすれるかもしれません。ごめんね。◻️ところでみなさん、18さいと81さいのちがいはなあに? というテーマではなしたら、こんなのがありました。
牧師コラム · 2024/11/10
 あなたは「人の支配」と「法の支配」のどちらを好みますか? 今回の選挙では、日本国民は「法」を選び、米国民は「人」を選んだ印象を受けました。2024年の今年は世界的な「選挙イヤー」と言われ、約60の国と地域で国家レベルの選挙が実施されていました(国際選挙制度財団「IFES」の公表)。すでにロシア、台湾、インドなどで実施され、先週の米国は「大トリ」でした。見えてきたのは、世界の人々は法の支配よりも、強い人間を欲しがる傾向でしょう。米国人は、法的には違法行為を繰り返す人(34件の罪状に問われている)を国家元首として選びました。既存の法則では抑止できない高慢な男を、米国民は欲しがり、諸国は彼のカリスマを恐れたり称えたり。民主主義の大国はどうしたことか「人の支配」が際立ってきました。
牧師コラム · 2024/11/03
 雲の話をします。と言ってもインターネット用語の「クラウド」−−インターネット上のサービスで、パソコン内の容量が不足したとき、クラウドにそのデータを保存でき、データは欲しい時にいつでも入手でき、共有もすぐにできる。私も写真アルバムや、さまざまな動画、そして書類データ等を「クラウド」に預け、管理しています。最近は個人情報の殆どをクラウドに預けている人もいますね。◻️雲の中に、全ての情報を管理できる「存在」がおり、必要あらばすぐに提供できる。でも雲に隠れている。それはまるで神、救い主ではありませんか。この「クラウド」の包括するする力、アクセスの接続性や遍在性を、神学的に説明する学者もおります。
牧師コラム · 2024/10/27
留学生の間では、宗教と政治については語るのを避けるべきという風潮があります。学ぶ国と地域によるものの、自分が正しいと思うことを強く主張し合う話題においては、仲間の間でもお互いに譲りません。言葉、民族の生い立ち、今日の社会通念などにおいて、出遅れる留学生は、この議論には負けてしまう。一方、勝つ場合は、仲間を失う可能性もある。つまり議論に加わるメリットは少ないという訳です。そういう私もイスラエルへ留学していた頃は気をつけたものです。さて、教会の中においてはどうでしょうか。

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