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Voice matters--この声は大事である!

  「Voice matters」--東アジアのクリスチャン学生大会(EARC2024)の今年のテーマです。娘も、24名の日本からの青年団の一員としてこれに参加しました。テーマの「Voice」は、天からの神の声、聖書の声、そして神に祈る私たちの声も含みます。この声は単に音ではない。感情と意志をもつ。救い主の人格を帯びる声は、罪人へ向けては立ち返りを促し、御霊と働く声は救い主を伝えます。一方、私たちの声であれば、天上へ向けた祈りであり、賛美であり、訴えでしょう。Voice matters--その声は大事である! さて、皆様、普段のあなたはこの声を大事にされていますか。

 

 アジアの、特にこの声を抑え込まれた地域においては、若者たちはリバイバルを叫びます。「声なき声」を白い紙一枚で表現し、公道でそれを掲げて抗議する者もいます。信仰の言葉を心におき、ハミングで礼拝を捧げる者もいます。彼らは弾圧を受けても「声」を封じません。声は彼らの命なのです。

 

  Voice matters--。アジアの若者たちは神の声に聴き、自らの声で応えます。娘は礼拝の中で告白しました--「困難な状況下で神様の声に聞いて突き進む彼ら若者たちの声を聞くうちに、私の中の神様の声ってなんだろうと自問自答し、その声を聞くことのできていない自分を知りました」と。

 

 神は、あなたの心にある声を聞くために口をつけ、神の声に聞く耳をつけ、神の幻をみる目をつけたのではなかったか。さぁここで、皆様、私たち教会の今月の暗唱聖句を心に置き、信仰と祈りと賛美を口にしましょう。

 

 [8月の暗唱聖句:出エジプト記4章11節]

「主は彼に言われた。『人に口をつけたのはだれか。だれが口をきけなくし、耳をふさぎ、目を開け、また閉ざすのか。それは、わたし、主ではないか。」