牧師館再建プロジェクトについて


 私たち教会の主であり、憐れみ深い主なる神の御名をあがめます。

私たちシオンが丘キリスト教会は、2024.1.1元日に起きた能登半島地震で被災し、特に牧師館は大きく被害を受けました。

 築52年の建物のため、もとから老朽化して補修が必要だったところに震度5の揺れで、玄関の庇の壁面に大きな亀裂が入り、玄関部分が少し下がり、ブロック擁壁は3cm傾きました。市から「中規模半壊」と認定され、耐震性に不安があるため早急に対処が必要となりました。

  私たちは2024.5.26(日)に臨時総会を開き、牧師館を全面改修することを決議しました。解体案も出ましたが、更地にしてから新しく建てる予算を組むことができませんでした。牧師家族を転居させる案も出ましたが、現実味を帯びませんでした。今、この再建プロジェクトを皆様にも知っていただくことで、共に主の導きを祈って頂きたいと思います。

 

 使徒の働き3章に、足の不自由な男が「美しの門」の前で救いを叫ぶ記述があります。キリストの弟子は男に告げました。「金銀は私にはない。しかし私にあるものをあげよう。」続けて「主イエスの名により歩きなさい」と告げました。すると奇跡は起き、男は立って歩き、光の中を進みました。

 男を「私たちの教会」に置き換えながら、今の状況を考えてみました。私たちの体(施設)の一部は壊れました。ここから先は歩けないので教会は何をすべきなのか。男に倣って私たち教会が神の前で救い(再生)を叫ぶなら、キリストの使者は来てくれ、こう告げるのではないでしょうか。「わたしにあるものをあげよう。キリストの名によって歩きなさい!」

 さて、神様のうちにあるもの、その内包するものが「主イエスと共に立ち、進む姿」であるならば、御心を握らせ、私たち教会は立って行くでしょう。ですから私たちは神様の救済と回復のみわざの証人とされるべくして、今この試みをいただいた様に思うのです。

 

 今後の工事の様子についてはホームページ上で報告させていただきます。牧師館の再建を覚えてくださる皆様に心より感謝いたします。

 

栄光在主

 

日本同盟基督教団 シオンが丘キリスト教会 牧師 山口光

牧師館の被災状況について


 牧師館は今回の能登半島地震で「中規模半壊」の判定でした。

大規模半壊、中規模半壊、半壊、準半壊とあるうち2番目の規模の半壊です。

 新潟市西区では13,129件の被災総数に対して49件が該当する判定結果です(2024.5.31現在)。液状化による建物の傾きはなかったものの、これからもここに住み続けるにはいくつかの修繕が必須の状態です。

 

 大きな被災箇所は以下の3ヶ所です。

  1. 庇壁面の亀裂
  2. ブロック擁壁の傾き
  3. 玄関正面の土壁の亀裂と剥離
被災箇所
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①庇壁面の亀裂

玄関の庇に亀裂が入り、折れそうになっています。ここの被災が中規模半壊の判定の決め手となりました。

②ブロック擁壁の傾き

隣家(教会所有の交流館)との境界ブロック擁壁が交流館側に3cm傾斜しました。

③玄関正面の土壁の亀裂と剥離

赤丸で囲んだ部分の土壁が剥がれ、四角で囲んだ部分は横方向に亀裂が入っています。

牧師館再建計画について


改修工事内容
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再建にあたり、改修工事は築52年による老朽箇所の補修も含めて、以下の8種類を予定しています。

  1. 庇交換工事
  2. 擁壁補強工事
  3. 玄関内装工事
  4. 外壁張替工事
  5. 外壁塗装工事
  6. 下水道工事
  7. 屋根葺替工事
  8. 窓サッシ交換工事

2024.6.14に牧師館の工事の契約書を交わし、国と県には「被災者生活再建支援金」を申請しました。

改修工事の工期は7月1日から9月15日の予定です。


シオンが丘キリスト教会と被災した牧師家族を覚えて下さる皆様へ

 

 宣教の主、救い主イエス・キリストの御名を賛美いたします。

今回の能登半島地震においては、全国各地より皆様のお祈りとご支援を心から感謝いたします。被災した建物については、この度「牧師館再建プロジェクト」として広く一般に知らせ、皆様にも支えて頂きたいと心から願っております。

 この牧師館は、私たち教会が5年前に中古物件として購入しました。この時の教会債が400万円残っております。コロナ禍で経済的に耐え忍び、昨年から年に100万円ずつを返し4年後に完済の予定でした。その手前で被災したのです。

 今回の牧師館全面改修には約1,000万円ほどかかります。牧師家族は被災者となり、国、県、市に「被災者生活再建支援金」を申請しました。再建工事のために幾つかの補助金も申請中です。

  

 教団からは「能登地震 緊急支援募金」から500万円を修繕費支援としていただけることになりました。誠に主の憐れみであり、背後に義援金を捧げてくださった全国各地の教会と兄弟姉妹たちを覚えて感謝に堪えません。こうして元日から半年後にようやく再建工事へ具体的に動き出せることになりました。

 

 その上で、私たち教会としては支援金のアピールをさせて下さい。

 頂いた支援金を除くと、教会牧師館修繕のために約300万円が必要になります。すでに教団から修繕費支援を受けている中で、まことに心苦しい限りではありますが、ここに目標金額300万円と提示し、お願いさせていただきたいと考えております。どうかご理解とご支援をよろしく お願いいたします。工事は7月1日に始まり9月15日までの予定です。

 

 私たちは2024年を途方に暮れながら始めましたが、一方で教会員と祈り支えて下さる皆様の存在により励まされてきました。そして、主の導きの一つ一つを確認しながらの年を送っております。これらの感謝と合わせて、恐縮ながら更なるお力添えをよろしくお願い申し上げます。

 

  再建プロジェクトを通して、私たちの宣教の主に栄光がありますように。

  皆様の上には、主の豊かな恵みがありますように。

 

2024年6月23日

日本同盟基督教団 新潟山形宣教区

シオンが丘キリスト教会 役員会一同

教会HP:shiongaoka-ch.jimdofree.com

 


 「目標達成献金300万円」が満たされました!!お祈りと尊い捧げ物を心より感謝致します。

 

 被災した牧師館の修繕工事開始について皆様にご案内しましたのが6月23日でした。工費は約1,000万円。私たちは目標献金300万円として、多くの皆様にお祈りの支援をお願いいたしました。

 そして約2ヶ月が経ち、「目標献金300万円」が満たされ、2024年9月7日現在で「3,816,389円」もの献金を頂戴いたしました。教団内外の多くの皆様からのお祈りと尊い捧げ物を心より感謝致します。また、日本同盟基督教団の「能登地震 緊急支援募金」から修繕費支援をいただきましたことも、厚く御礼申し上げます。

 8月4日には追加工事を決議し、全てを主の御手に委ねてまいりました。その後、書斎床の傾斜が発覚しましたが、公的補助の追加を受け、ほとんど費用をかけずに床を新しくすることができました。

 工事はまだ続きますが、目標献金が満たされましたことを心からの感謝を込めてご報告いたします。

 

 今後300万円を超えて捧げられた献金は、被災によって生じた牧師館の内部修繕、交流館の内部修繕を含む教会堂・牧師館の修繕・維持管理に使用させていただきます。

 ホームページでは大きな被災箇所が掲載されていますが、実際には牧師館内部で補修等が必要な箇所がいくつかあります。また、隣接する交流館は震災時の揺れにより、浴室タイルが剥がれ落ちたままです。今後捧げられた献金はこれらの補修に充てさせていただきたいと思います。

 9月時点の残工事として下水道工事があります。工事完了まで、続けてお祈りくださいますようお願いいたします。

 

今後私たちを覚えて献金してくださる場合は、以下よりお願いいたします。

◼️銀行振込

第四北越銀行:寺尾中央支店 (295) 普通口座

口座名義:シオンガオカキリストキョウカイ カイドウ ダイヒョウ ヤマグチヒカル

口座番号:2002006

 

◼️クレジットカード

オンライン献金.com

※入力欄の「献金項目」には「牧師館再建」と入力してください

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